来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

感想

影屋敷名言集(第1話~第50話)

結構前の話になるのですが、実は昨年12月に、第50話の公開直前に“影屋敷名言集”なるものをツイッターで投稿しておりました。

私選でシャドーハウスの名言を紹介する、という完全に自己満足的なものだったのですが、直後に一挙公開の大反響があってすっかり忘れておりました。

ただ此度発売された第4巻を読んだところ、丁度50話まで収録されておりましたので便乗してブログでもまとめて記事にしようかと思います。

私が好きな台詞を各話1,2個取り上げてコメントを付けたものですので、全部で53個あります。
(ツイッターでは第49話までの台詞しか投稿していませんので、本記事では50話の台詞が一つ追加されています)

特に生産性のない記事ですが、簡単に各話を振り返るには手軽かなと思いますので、参考までに見て頂ければ幸いです。

では続きよりどうぞ。


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第56話 大掃除

単行本第4巻が発売されたということで、扉絵はカラーのエミリコですね。

腰に手を当て、ドヤ顔で仁王立ちする姿。見事に4巻表紙のケイトと対になっています。

床が綺麗になっているということは、床に散らばった紙片はエミリコが掃除したのでしょう。
4巻表紙のケイトは問題行動を起こしていました。その主人に累が及ばないよう、証拠隠滅のためにきちんと掃除するエミリコは従者の鏡です。

その真実は、椅子の裏の袋の中にグッと入れてポーイッ、です。
(語彙力の喪失)

さて、題名は『大掃除』ですが、もちろんこの扉絵のことではなく本編のことを示しています。

前回のラストで、精悍な顔つきと素晴らしいポーズを決めたエミリコ。

今回のお話では大活躍を見せました。


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第55話 ローズマリーの変

あらすじの前に、ちょっと時事ネタについて触れたいと思います。

最近何かと世間を賑わしている新型肺炎。
未だ収束する気配すら見せず感染は広がる一方となっております。問題は山積しているもののまったく先が見通せない状況を見て、気を揉む方も多いことでしょう。

専門外なので医療や政治の対応についてあれこれ言うつもりはありませんが、とにかく早い終息と患者の回復を願っています。


さて、危険な感染症というとよく耳にする言葉に“パンデミック”という用語があります。
厚労省のHPでは「感染症の世界的な大流行」(新型インフルエンザ対策行動計画の参考資料より)というざっくりとした説明しかありませんが、ようするに『広範囲で大多数が特定の感染症に罹り(感染または発症)、それが拡大している状態』のことを指すようです。
調べれば調べるほど明確な定義が分からず、おまけに危機的状況ではないのにWHOがパンデミック宣言をした事例(2009年の新型インフルエンザでの誤報)もあることから、『WHOが‟パンデミック”だと宣言したら、それがパンデミックである』といういささか乱暴な結論しか導き出せませんでした。

ところで、このパンデミックに似た言葉に“アウトブレイク”という用語があります。
国立病院機構によれば「一定期間内に同一病棟や同一医療機関といった一定の場所で発生した院内感染の集積が通常よりも高い状態のことである」とのことです。厚労省のHPでも、アウトブレイクという言葉は主に院内感染の対策に関する文章の中で散見されますので、医療機関内での感染症流行を重視した単語のようです。
もっとも『一定の場所』と書いてあるので、閉鎖空間内におけるハイレベルな感染症の流行と捉えれば良いのかなと思いました。

また、それと関連し“スーパースプレッダー”という用語もあります。
東京都感染症情報センターによれば、「多くの人への感染拡大の感染源となった患者」を指すとのことです。此度の新型肺炎でもニュースになったので聞き覚えのある方も多いかと思います。

…久々に前置きが長くなりましたね。
なぜこんなことを冒頭で取り上げたのかと言いますと、今回の第55話では「アウトブレイク」「スーパースプレッダー」という単語を想起せずにはいられない大騒動が発生したからです。

これまでとは違う館の恐ろしさが、またもや生き人形を襲いました。


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第54話 好敵手たち

好敵手。

こう書かれると『ライバル』と呼んでしまうのは、シャドーハウスがジャンプ漫画だからこそでしょうか。「『本気』と書いて『マジ』」「『運命』と書いて『さだめ』」とかと同じ類です。

そういえばシャドーハウスでは、お影様の台詞は『私(俺)』と書いて発言した人物の名前となっていますね。まあ、それとはまた別の話でしょうけども。


さて、漫画や創作物では主人公に対抗するキャラクターがいると盛り上がるものです。バトルものはもちろんのこと、恋愛ものやスポ根ものもそうですね。

かわぐちかいじ氏の漫画も社会派作品が多いですが、必ずと言って良いほど主人公と対になるキャラクターが登場しています。それどころか脇役同士でライバルになっているキャラクターもざらです。

なんだかんだで主人公が難敵に立ち向かうというのは、古今東西の物語で良く見受けられるスタンダートな要素です。平たく言うと鉄板ネタです。

今回のお話では、ケイトにまたもや厄介なキャラクターが登場しました。

しかし、シャドーハウスの場合はそれだけではありません。
そうやって読者の目を逸らしながら、別の局面で大きな動きをねじ込んできます。

第54話も例外ではありませんでした。

ラストのページを読んでからずっと、早く次が見たいという衝動と、続きを読みたくないという不安感が私の中でせめぎ合っています。


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第53話 喜びの会

時間が経つのは早いもので、第53話の公開からもう2週間が経ってしまいました。

ここ最近は暇を見つけては書店巡りをしていたのですが、そうこうしている内に最新話の公開日が迫っていて吃驚しました。危うくあらすじ紹介を失念するところでした。今後は気を付けたいと思います。(繰り返さないとは言っていない)


今回のお話は、最近公開された数話のまとめともいえるストーリーでした。

星つきの仕事、生き人形の秘密、お披露目後の環境の変化、同期の動向、そして徐々に浮かび上がってきたシャドーハウスという館の“闇”……

極めつけは、ようやく光明が見えはじめてきた『仲間探し』の試みが、あっという間に絶望へと突き落とされたことです。


聡明果敢な主人公コンビにたちこめる暗雲。
しかしケイトはそれを振り払うが如く、ある決断を下しました。

過去のストーリーにちりばめられた断片が、やがて一つの方向を指し示す。

今回の第53話は、これまで読み続けてきたファンにはたまらない名エピソードです。
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